投稿

1月, 2018の投稿を表示しています

書評:たれ・ソース・味つけ便利帖-池田書店-のレビュー

イメージ
たれ・ソース・味つけ便利帖 レシピ本の中でも手元に残しておきたいと思える本がありましたのでレビューしたいと思います。今回レビューします、おすすめの本は池田書店の『早引きたれ・ソース・味つけ便利帖』です。この本の著者は誰とは書いてないのですが、料理の制作は吽野英里(うんのえり)さんという料理研究家、野菜ソムリエの女性が担当なさっておられます。編集・制作は編集工房桃庵というところです。 吽野英里(うんのえり)さんは、幼い頃から料理に興味を持ち、キッチンに立ちました。食べること、お酒を飲むこと、美味しい店探しが大好きで、日々創作料理を研究中。誰でも簡単につくれて見た目もきれいな料理づくりを得意とし、特にお酒のおつまみには定評があります。 ・・・と巻末に自己紹介が書かれていました。 この本のISBNはISBN978-4-262-12064-8です。 出版年はどこにも書かれておらず、いったいいつ発行された本かわかりませんでした。 目次を撮ってみました。実は、このソースの味付けが知りたくてこの本を手に取りました。特に「和風きのこソース」の謎が知りたいと思って!ドレッシングやマリネ、牛丼などの基本のたれとソースのレシピが簡単にわかるように載っていました。 ためしに「かけうどんのつゆ」を作ってみました。いつも家で作ってるうどんつゆと違って、まるでお店の濃い関東うどんのつゆが出来上がり、うどんが茶色くなってしまいました。関東の人はうどんとつゆを別々に煮るのでしょうか?このつゆでうどんを食べてみると、あら懐かしい、うどん屋さんで食べたような しょっぱい味 でした!!!みそ煮込みうどんのレシピも載っています。 このレシピは本当に面白いです。 いつも自己流で味付けしているので、別の味付けを楽しみたいなというときに便利だと思います。本も手に取りやすい新書の文庫本サイズで紙質もつるつるとして厚みもあるので本をめくりやすいです。 何が便利かというと、普段の私の料理は味付けのバリエーションが同じなので、新しい発想を得るためにこういった風味付けの本があるとアイデアが膨らみます。 早引きたれ・ソース・味つけ便利帖 [ 吽野英里 ] これから作りたいと思っているレシピは、このレシピのチリソースやステーキソース、和風きのこハンバーグソー

香木と香材の種類~ひとりでも楽しめるお香道~

イメージ
香木の種類とお香の原材料 お香の原材料についての説明です。お香は香料と保香材、基底材とでできています。火を点けて使うお香は線香という棒状のものとうずまき状のもの、焼香と抹香とがあります。焼香(しょうこう)は香木の木片をを刻んだもので主に沈香と白檀、丁子、麝香と龍脳の五種類があり安価な木材も混ぜられてます。使った香木の種類によって「三種香」「五種香」「十種香」などと呼ばれます。抹香(まっこう)時間を測るための道具だった常香盤や時香盤に使われていた粉末状のお香です。温めて使うお香には香木と煉香、印香があります。煉香ははちみつなどで香料を丸薬のように丸めたもので半生です。印香は香料の粉末を押し固めたもの干菓子のような形をしています。臭い香や塗香(ずこう)とは、火を使わないお香で衣服に身に着けたり体などに塗り込んで使います。手紙やしおりにつけるお香を文香(ふみこう)といい、飾って香らせるお香を掛け香(かけこう)といいます。天然の香料と基底材を混ぜ合わせると線香は茶色になります。緑色や紫色や桃色の線香などは人工的に着色したものです。 お香の香りは、嗅覚を通じて古い脳である大脳辺縁系に通じ直接本能に働きかけリラックスする作用があります。仏教でお香を焚く理由は自分が香りを嗅いで楽しむためではなく仏様に香りをお供えする意味を持っています。 目次 線香の保存方法 沈香(じんこう) 伽羅(きゃら) 白檀(びゃくだん) 桂皮(けいひ) 丁子(ちょうじ) 大茴香(だいういきょう) 甘松(かんしょう) 木香(もっこう) 山奈(さんな) 鬱金(うこん) 霍香(かっこう) 排草香(はいそうこう) 零陵香(れいりょうこう) 乳香(にゅうこう) 龍脳(りゅうのう) 安息香(あんそくこう) 麝香(じゃこう) 龍涎香(りゅうぜんこう) 貝香(かいこう) 椨(たぶ) 杉の葉(すぎのは) 炭(すみ) お香の豆知識 線香の保存方法 お香は植物や動物由来の物質からできていますので、そのままではカビが生えたりして微生物に分解されてしまいます。お香を保管するには湿気が少なく虫が寄り付かないようにしなければいけません。人口の香料を使った線香は香りが数年で消えてしまいます。また、お香の香りは移りますので臭いが移らないようにして保管します。

香の十得とお香道の歴史

イメージ
香道の香の十得と歴史 室町時代に一休禅師がお伝えになられた香道の十の心得です。漢文と古文、現代日本語訳です。香道は552年に仏教の中国からの伝来とともに伝わったといわれます。高価で貴重な香木を楽しむ習慣が日本の貴族の間に広まりました。お香のルーツは古代エジプトのミイラの埋葬の時にミルラという香が使われたことに遡ります。インドには香木がたくさんあり、使者を火葬する時に使われ、それが仏教とともに中国に伝わったといわれます。 要するに、遺体の腐敗臭をごまかすために香が使われ出したことが香道のルーツです。 仏教の経典である「長阿含経(じょうあごんきょう)」や「増一阿含経(ぞういつあごんきょう)」には「お釈迦様の説法を聴くときに、場をきれいにして水を撒き、焼香をするように」「像の供養の際に灯明をともして香を焚きなさい」などと書かれています。 日本では595年(推古3年)流木が淡路島に漂着した際に、島民が竈の薪に流木を火にくべたところ、えもいわれぬよい香りがしたためその流木を朝廷に献上したそうです。 754年、鑑真が香の配合を日本に伝えました。 感格鬼神 感(かん)は鬼神(きじん)に格(いた)る。 感覚が鬼神のように研ぎ澄まされ集中できます。 清浄心身 心身を清浄にす。 心身を正常にします。 能除汚穢 よく汚穢(おわい)を除く。 けがれやよごれを除きます。 能覚睡眠 よく睡眠を覚ます/よく睡眠を覚える。 眠気を覚ましてくれます。/眠気を誘います。 (解釈が二通りあります。) 静中成友 静中(せいちゅう)は友と成る 孤独な時に心を癒してくれます。 塵裡愉閑 塵裏には閑をぬすむ。 忙しい時にくつろぎを与えてくれます。 多而不厭 多くして厭わず。 多くあっても邪魔になりません。 寡而為足 寡くして足れりと為す。 少なくとも芳香を放ちます。 久蔵不朽 久しく蔵(たくわ)えて朽ちず。 長期間保存してもいたみません。 常用無障 常に用いて障りなし。 常用しても害はありません。 お香の歴史 正倉院にある蘭奢待(らんじゃたい)は聖武天皇の妃、光明皇后が天皇ゆかりの品を奉納した際に天下一の銘木蘭奢待が熟黄香という

シュガースクラブで肌を保湿し乾燥から守る方法!

イメージ
シュガースクラブの使い方 アサイチで2018年1月11日に放送されていた砂糖を使ったシュガースクラブの使い方のメモです。砂糖は傷を治す効果があると言われ、赤ちゃんのお肌に使うとしっとりとなり湿疹が治るそうです。砂糖は皮膚の中には入らないそうですが、表皮を調えて整えます。オリーブオイルでも代用できるそうです。お風呂から出る時に砂糖を気になる所になじませます。一か月すると肌の乾燥がかなり改善するそうです。 かかと すね 手の甲 指先 ひじ 指 各部位で水分量と皮脂量が上昇することがグラフで示されていました。 砂糖の効果 実験前にブドウ糖を摂ったグループは20%単語を思い出す結果になりました。 慶応医大の西村理明准教授は自身の血糖値と測るとおやつを摂った後に血糖値が急上昇しました。食事の前に清涼飲料水を飲むと血糖値が急上昇する血糖値スパイクが起きていることがわかりました。 吸収のスピードは液体のほうが早いので空腹時に糖分入り飲料を飲むと血糖値が急上昇するそうです。 血糖値が上がると膵臓からインスリンが出て血糖値が下がり血糖値が低めになってしまうそうです。試験の時は血糖値が下がり過ぎないように血糖値が上がり過ぎない物を口にすることがよいそうです。 朝ごはんを食べて2時間くらいすると「なぎ」の状態になるそうです。 血糖値が平らなところで試験を受けていただくとよいそうです。 朝食はバランスよくしっかり食べます。 昼食は腹八分目。 間食は脂肪分を含んだお菓子や五穀米のおにぎりなどは腹持ちよく血糖値が急上昇しにくいそうです。 ゼリー飲料はイライラしやすくなり悪い。 清涼飲料水(ジュース)もイライラしやすくなり悪い。 食後のジュースはよい。 炭酸飲料と濃縮還元ジュースは糖分が特に多いです。 WHOが推奨する糖類の摂取量は50gです。 三温糖は白い砂糖を生成した残りを煮詰めた物ですが、若干カルシウムとカリウムが多いそうです(約5~6倍ですが微量です)。 三温糖は加熱で糖が着色したものであり、白い砂糖は漂白などされていません。 白い砂糖が茶色い砂糖より体に悪いというのはデマ! ※記事の内容は効果や健康を保証するものではありません。