踵(かかと)と肘(ひじ)のガサガサ対策におすすめの保湿クリーム特集
踵と肘のひび割れにおすすめの保湿剤
毎年冬になると、かかとがひび割れたりひじの皮膚が乾燥して痛くなります。若い頃は大丈夫でも中年以降になってくると皮膚の油分が少なくなってくるためか皮膚が乾燥しやすくなります。冬は湿度が低いので皮膚の水分が蒸発して乾きやすくなるのです。かかとやひじだけでなく、手の甲や乳首も乾燥しがちです。そんな時におすすめの保湿クリームや保湿液を紹介したいと思います。
ワセリン
ワセリンは石油からできている保湿クリームです。皮膚表面の保護に使います。夜寝る前にワセリンをかかとに塗って靴下をしばらく履いておけば、つらいひび割れを何とか阻止できます。ひじや手の甲にもよく効きます。撥水作用がありますので手の甲にワセリンを塗っておくと水仕事で効果を発揮します。ワセリンは全国の薬局で売られていると思います。私も使っています。ワセリンの欠点は、塗ったところを太陽光のもとに晒さないほうがいいかもしれません。いわゆるレンズ効果といいますか、ワセリンを塗ったところは日焼けしやすいです。ですので服の内側にある体に使うほうがおすすめの使い方です。ワセリンの欠点は服に油分がついて、まるで工業油がしみ込んだようになることです。ズボンの太ももに手を置いたらそこに油がしみ込んで取れなくなりました。ですので安物の服を着ている時に、おすすめです。
ベビーオイル
ワセリンの次に私が買ってみたのがベビーオイルです。ベビーオイルというと安心安全なイメージがありましたが、実のところミネラルオイルという石油の残りかすを精製したものからできています。ちょっと騙された気分でしたが、同じようにお風呂上りにかかとなどに塗ってみました。顔にも2日ほど塗ってみましたが、2日後にベビーオイルが石油と知ってやめました。ベビーオイルは目に染みました。ベビー用のオイルということで天然物のオイルを精製したものかと思っていたのに工業油を精製したものなので残念です。ベビーオイルを塗って朝起きると肌はさらさらしています。ワセリンのように服がべたべたになることがないので、ワセリンと同等の用途で密かに効果を発揮すると思います。ワセリンと同じ理由で紫外線が直接当たる場所にはあまり使わないほうがいいかもしれません。ワセリンの代用としてやむなく使っています。首や胸元になるとかゆくなったので使用を中止しました。その後は皮膚が厚いかかと専用って感じで消費しています。
ハトムギ化粧水
冬のかさつきにおすすめなのが、ハトムギ化粧水です。ワセリンと同じ成分で出来ています。ミネラルオイルに水を乳化させたものといってよいでしょう。薄目に作られているので顔にも塗れます。かさついていた肌が割としっとりします。ハトムギとは、昭和生まれの人ならご存知かと思いますが「ジュズダマ」という野草のことです。今では絶滅しておりますが、民家の近辺に普通に生えていた希少植物です。ジュズダマをお手玉にして遊んだり、枕の具にしたり、昔はそんな使い方をしていました。このハトムギは朝鮮半島から伝来した薬用植物です。薏苡仁(よくいにん)というハトムギ種子はイボ取りや抗腫瘍作用があるといわれていますが、科学的に実証されたものではなくただの漢方の言い伝えです。妊娠中の人はハトムギの服用を禁じられています。ハトムギを外用すると美白作用と保湿作用があるといわれます。
いずれも食用成分が入っていないので食物アレルギーを発症することはほとんどないかと思います。石油にアレルギーがある人以外は大丈夫だと思います。
アドバイス
冬にかかとやひじが乾燥する原因は敷物や服にあると思います。マイクロファイバーやじゅうたんはかかとから水分を奪ってしまいます。ユニクロのヒートテックもひじがカサカサになります。食器洗い用の洗剤や洗濯用の洗剤も手荒い石鹸以上に油分を取り除きます。炊事をする際には手袋の着用は必須です。
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