キャラメルパイ メゾンカイザー京都伊勢丹店のパン
キャラメルパイ
2019年1月9日、京都伊勢丹の地下1階に「メゾンカイザー京都伊勢丹店」がオープンしたそうです。カイザーゼンメルはフランスのパン屋のチェーン店で、日本人好みのパンにアレンジしたパンを販売しています。今回は「キャラメルパイ」というパンを買ってみました。今回購入したのはキャラメルパイのほか、チャバタとキュルキュマというパンです。
キャラメルパイ カイザーゼンメル京都伊勢丹店のパン
キャラメルパイの中身
キャラメルパイの中身です。果物と、キャラメルが入ってます。思ったより具の量が少ないです。これなら具を多くして値段を高くしてくれたほうがいいのにと思います。
具が少ないというケチ臭いことをするのは日本だけなのか本場のフランスとイタリア、ドイツでもそうなのかわかりませんが、明らかにケチってるとわかると嫌な感じがします。大手企業のパンは具が少なくてパンもふわふわして水分が少なく、工業油でカロリーを増やしてごまかしている、食べた感じがしないじゃないですか、そんな特徴に準じた印象を連想してしまいます。そこまで酷くはなくても、洋ナシをケチったり、クリームが少ないのではないかと思います。
そうはいっても味のほうは、甘くてキャラメルの焦げ臭さを感じ、果物は洋ナシの甘煮が入っているそうですが、ちょっとだけ何か入ってるな、といった感じがして、生地は冷めてもパリパリとして、とても甘く、おいしいです。
食べてる時の気分も食味に影響するので、今回は10連休後ということでテンション下がってました。
食べ物を食べて、人が何が満足するかというと、やはり具の量、おなかいっぱい感ではないでしょうか?このパンからはそういう感じがしませんでした。
キャラメルパイ メゾンカイザー京都伊勢丹店のパン
一応、カイザーゼンメルでパンを買った証拠となるレシートです。一番よかったのはキュルキュマという木の実が入ったパンです。この木の実はまずいから安く手に入るので、ふんだんに商品に使えます。
やはりどうせなら、ツノハシバミではなく、マカダミアを入れたほうがおいしいのに・・・と思うのですが。
材料や製作の手間を節約している感じがしました。
もしも私が雇われた記者ならば、べた褒めする契約を結ぶことになりますから、生地の書き方も正直な感想ではなく嘘が入ったものになったでしょう。
材料や製作の手間を節約している感じがしました。
もしも私が雇われた記者ならば、べた褒めする契約を結ぶことになりますから、生地の書き方も正直な感想ではなく嘘が入ったものになったでしょう。
パン屋をコンビニ化するには、どこかでケチらないといけないようです。例えば100円のパン屋はバターは使ってないし、工業製品のパンを焼くだけです。そのワンランク上が、この手のパン屋のチェーン店でしょうし、材料費と価格がワンランク上であるだけで、仕組みは似ていると思います。
パン屋のいいところって、工業製品化・偽物化したパンじゃないところの温かみこそが本物なのだだと思います。
お店によって異なるパン屋、安物で偽物の材料を使ったパン屋さんもあれば、本物のパン屋さんもあります。偽物があってこそ、本物がより際立ちます。だからこそ本物は稀少で価値が出て来ます。
このお店のパンは、その中間あたり、ドンクと同じタイプといったところでしょう。
私はこの頃、パン屋さんには非常にがっかりしていまして、20代の頃はそれで満足しておりましたが、パンのことを知れば知るほど、職人のこだわりのあるパン、お客になびいていないパンのほうが好ましいと思うようになりました。個人がやってるパン屋さんの中にも明らかに量が少ない・小さいパンを高い値段で売ってるところがあります。明らかにケチってるパン屋さんは、ほんとうにがっかりします。
メゾンカイザー京都伊勢丹店
メゾンカイザー京都伊勢丹店は、伊勢丹の地下1階を出たところにあります。
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メゾンカイザーという店の名前、「カイザーゼンメル(ドイツパン)」と言ってしまいそうで、実にそのように書き間違えてしまいまいた。
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