チャバッタ(Ciabatta)イタリアの伝統パン
チャバッタ(Ciabatta)
チャバッタ(チャバタ)はイタリアのホワイトブレッドでその歴史は浅いです。フランスのチャバッタはやや細長く平に焼かれ、いろいろなバリエーションがあります。イタリアではチャバッタはスライスされてパニーニ(サンドウィッチ)に使われます。
チャバッタは1982年にヴェローナの パン屋の Francesco Favaronが最初に製作したもので、Molini Adriesiと協力してパンを作る小麦粉を提供しました。 彼はパンの形が彼の妻Andreinaのスリッパ(ciabatta)を思い出させると言ったので、 Favaronはパンciabattaに名前をつけました。
皮はパリパリ、中身は多孔質で軽い食感のパンです。
風味の特徴
クラスト(皮)はカチカチではないものの、噛みちぎるのに力を要し頬の力が疲労します。小麦のよい香りがします。クラムは気泡が大きいです。パンはよく噛んで食べるタイプでもちもち感もあり塩気が強いです。砂糖の甘味は感じません。オリーブオイルを漬けてテーブルオリーブとともに食しても美味。食べ応えがあります。数日経ったものをトーストしてもそれほど堅くなくおいしいです。1個420円で滋賀県近江八幡市の壱製パン所で購入。
メゾンカイザー京都伊勢丹店のチャバタ
チャバタ Ciabatta イタリアのパン メゾンカイザー京都伊勢丹店
こちらのパンは京都伊勢丹地下1階に新しくできた「メゾンカイザー京都伊勢丹店」という有名そうなパン屋の「チャバタ」です。
メゾンカイザー京都伊勢丹店でパンを買ったレシート
一応、本物ということです。チャバタは345円と税金でした。大きさは「大」とありましたが、パンの中では中くらいで、そんなに大きくなかったです。見た目は壱パンのチャバッタと比べるまでもなく見劣りします。
チャバタ Ciabatta イタリアのパン メゾンカイザー京都伊勢丹店
メゾンカイザー京都伊勢丹店のチャバタを切って食べてみました。低温発酵の特徴であるしっとり感とひんやりとした冷めた塩味と、小麦粉の味がしました。オリーブオイルは効いてなかったです。何のオイルを使っているのでしょうか、イタリアで修行された壱製パン所のチャバッタと比べると、脂っこいです。
チェーン店ですから、アルバイトの人がレシピ通りに作っているのでしょうか。パン屋で時間給で働くのは力仕事もいるでしょうからすごく尊敬します。
それでも、パンとしては食べ応えがありましたが、おいしいかというと、満腹感はあっても精神的な満足感はありませんでした。安物のパンは満腹感すらありませんから、おなかが膨れただけマシでした。
いつか、私も本格的で理想のチャバッタを作ってみたいものです。
それでも、パンとしては食べ応えがありましたが、おいしいかというと、満腹感はあっても精神的な満足感はありませんでした。安物のパンは満腹感すらありませんから、おなかが膨れただけマシでした。
いつか、私も本格的で理想のチャバッタを作ってみたいものです。
評価
系統:リーン
発祥:イタリア北部
発祥:イタリア北部
クラスト:薄
クラム:粗目
風味:塩味、小麦の風味をよく感じ砂糖ではなく小麦の甘味も感じる。
満足感:★★★★★
リピート:Yes(食事パンとして)
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この記事は2017年10月2日11:12に壱製パン所のチャバッタについて記したものに、2019年5月9日にメゾンカイザー京都伊勢丹店のチャバタのレビューを追記したものです。尚、チャバッタですが、今も売られているかどうかわかりません。
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