フォカッチャ(Focaccia)のレシピ イタリアのパン
フォカッチャ(Focaccia)
フォカッチャとはイタリアのパンでルーツはローマ時代まで遡ります。オリーブオイルやハーブで風味付けられそのまま食されるかサンドイッチのようにして食べられます。
フォカッチャはオリーブと塩、たまにハーブで味付けされオーブンで焼かれ、たまにオリーブやタマネギ、チーズや肉でトッピングされます。フォカッチャはピザのベースやサンドイッチにしてイタリアでよく食べられます。フォカッチャは高グルテン粉が使われます。イタリア北部では生地にラードが入れられることがあり、柔らかな食感になります。
フォカッチャは地域により色々なバリエーションがあります。イタリアの南と北でも風味が著しく異なります。フォッカッチェ・ベネタは砂糖や卵、バターの入った甘いフォカッチャです。フィレンツェではジャガイモとローズマリーの入るフォカッチャがあります。
参考:フォカッチャ
(Wikipediaからライセンスを確認して掲載)
フォカッチャのレシピ例
- 強力粉(フランスパン・ピザ用)100%(例:小麦粉250g)
- パン酵母2%
- 食塩2%
- モルトシロップ1%
- オリーブオイル7%(例:強力粉250gに対しオリーブオイル大匙1杯)
- 水55%程度(例:強力粉250gに対し200ml)
- ローズマリー(またはタイムなど)
- トッピング(高級海塩、玉ねぎ、オリーブの実、ジャガイモなど)
フォカッチャの作り方
- 強力粉に材料を入れ15分練ります。水は150ml入れ、残りの50mlはこねながら徐々に入れていきます。
- サイズが2倍になるまで1次発酵させます。
- 生地を型に入れ1時間2次発酵させます。
- 220度に予熱したオーブンで20分焼きます。
- 調理が終わったらオリーブオイルを霧吹きで吹くか塗ります。
オリーブオイルは焼く後にパンの表面にも塗ります。フォカッチャの表面にナイフで穴を開けるのは、パンが膨らみすぎないようにするためです。
フォカッチャの食味レビュー
フォカッチャを買ってきて食べてみました。今回購入したフォカッチャは「たねや」の「クラブハリエのパン専門店 J'oublie le temps(ジュブリルタン)」というパン屋さんです。このパン屋に行ったのは何年ぶりでしょうか。とにかく遠すぎて滅多に行かないです。この「たねや」のフォカッチャを見た時は「え?こんなに小さいの?」とあんぱん程度の大きさで驚きました。フォカッチャを手に持った時は軽かったです。私が知っているどっしりとしたオリーブの実が乗っているフォカッチャとは随分と印象が違いました。
フォカッチャの表面はオリーブオイルのためか少々光を反射していてオイリーな感じがします。香りはバターとは違う臭いがしました。これがオリーブの入ったパンの香りなのでしょう。
フォカッチャを半分に切り断面のクラムを確かめてみました。クラムのきめといいますか、細かさは食パンよりも荒いです。これはこね時間も関係しているようで、意図的にこのような粗さになるように作っているのでしょう。それにしても私が思い描いているフォカッチャとは印象が違いました。きっと日本人向けにふんわり軽くなるようにアレンジしているのでしょう。かなり軽いです。
このフォカッチャを食べてみると「ふわふわ」「しっとり」としています。よく捏ねられているので軽いです。見た目の形だけはがさつ風にしてあります。オリーブの風味も軽やかで、香りも軽やかです。味は小麦粉なので、よしあしはわかりませんが、塩気が強めかなと思いました。
たねやクラブハリエさんのフォカッチャは上品で柔らかく、少々甘味も感じました。
本当はローズマリーかオリーブのスライスが乗ってるフォカッチャを食べたかったです。今日は勉強になりました!
評価(今回購入したフォカッチャといえるかわからないもの)
系統:リーン
発祥:イタリア
風味:塩を感じる、甘味はほとんど無い
満足感:★☆☆☆☆
リピート:無
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