芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)-漢方薬-中医学の説明書
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
症状
急激に起こる筋肉の痙攣(けいれん)を伴う疼痛(とうつう)
効能
筋肉の異常な痙攣(けいれん)やこむら返り、腰痛や神経痛、生理痛や胃痛などの痛みの緩和に効きます。芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)は筋肉の緊張を緩和する作用があり、横紋筋と平滑筋の両方に作用します。
芍薬は筋肉と腱(けん)の異常な緊張を弛緩させます。甘草は急迫症状を緩和し芍薬の作用を増強します。本方は芍薬と甘草の二味のみの処方です。
原材料
- 芍薬・・・性味は苦、酸、甘、微寒。帰経は肝、脾。
- 甘草・・・性味は甘、平。帰経は心、肺、脾、胃。
煎じた湯の色はごく薄い黄です。
原典と原文
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
中国語:芍药甘草汤
中国語:芍药甘草汤
原典
原文
傷寒 脈浮 自汗出 小便数 心煩 心煩 微悪寒 脚痙急 反与桂枝欲攻其表 此誤也。
得之便厥 咽中乾 煩躁吐逆者 作甘草乾姜湯之・・・(中略)・・・若厥愈足温者 更作芍薬甘湯与之 其脚即伸。
得之便厥 咽中乾 煩躁吐逆者 作甘草乾姜湯之・・・(中略)・・・若厥愈足温者 更作芍薬甘湯与之 其脚即伸。
用量
- 芍薬12g
- 甘草12g
用法
上二味,用水600毫升,煮取300毫升,去滓,分温再服。
(600mlの水で300mlになるまで煮だして残渣を濾す。温めて服用する。)
百度百科「芍药甘草汤」から引用しました。
通販
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