基礎からわかる製パン技術の読書レビュー(パン作りおすすめの本の紹介)
基礎からわかる製パン技術
パン作りでホームベーカリー任せのど素人から脱出したいと思いこの本を手に取りました。著者は吉野精一さんという人で柴田書店が2011年に出版しています。この本はそのままパンの教科書という感じの分厚い本ですが、表紙が柔らかく見やすいです。目次については次のようになっていました。
目次
- 製パンの基本理論
- 製パンの基本技術
- ハード系のパン
- パン・トラディショナル
- バゲット
- プティパン
- 発酵種法で作るパン・トラディショナル
- パン・ド・カンパーニュ
- パン・ド・セーグル
- パン・ペイザン
- パン・ブリエ
- パン・コンプレ
- カイザーゼンメル
- ヴァイツェンブロート
- シュヴァイツァーブロート
- ゼザムウレートヘン
- チャバッタ
- パーネ・シチリアーノ
- パーネ・トスカーノ
- セミハード系のパン
- ルントシュトック
- シュタンゲン
- スィミット
- フォカッチャ
- タイガーロール
- ソフト系のパン
- バターロール
- ハードロール
- パン・ヴィエノワ
- パン・オ・レ
- ツォップフ
- アインバッグ
- 菓子パン
- ブリオッシュ
- パン・オ・レザン
- ブレッヒクーヘン
- スイートロール
- クグロフ
- 型で焼いたパン
- 山食パン
- ハードトースト
- パン・ド・ミ
- グラハムブレッド
- ウォールナッツブレッド
- レーズンブレッド
- 折込み生地のパン
- クロワッサン
- パン・オ・ショコラ
- デニッシュ
- 揚げパン
- ドーナッツ
- ベルリーナクラップヘン
- カレーパン
- 特殊なパン
- ブレッツェル
- グリッシーニ
- イングリッシュマフィン
- ベーグル
- クリストシュトレン
- サワー種のパン
- 初種
- ロッゲンミッシュブロート
- ヴァイツェンミッシュブロート
- ベルリーナラントブロート
- ヨーグルトブロート
- 自家製酵母のパン
- レーズン種
- りんご種
- ヨーグルト種
- パン・オ・ルヴァン
- パン・オ・ポム
- パネットーネ
本の内容について
内容はまず基本的な知識の説明と、各レシピを写真入りのカラーで紹介しています。私が見た感じ、ちょっと理想の形とは違うな、パン・オ・レザンは本のレシピよりもデニッシュ生地のほうが好きだなと思ったレシピもありました。カイザーゼンメルの型の押し方も丁寧にコツが書かれていて読んでるだけで賢くなれます。この本は少なくとも食パンを型で焼けるようになったど素人の私でもある程度理解することができました。
この本を一冊持っておけば当面はパンづくりに困らないと思います。特にクグロフのレシピはおいしかった(アレンジレシピはこちら)です。今はインターネットで世界中のレシピが見られますから別にこの本が必要というわけでもありませんが、持ってて損はない本だと思います。
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