ステンレス食パン型に最適なのは18-0 パウンドケーキ型 1斤!

ステンレスの食パン型のベストがわかった!

ステンレス食パン型

家でパンが焼きたいと思い買った型はアルミメッキのタイガークラウン食パン型1斤という型でした。実はこの型で数回焼いた後に偶然判ったことがあって、それはアルミメッキがショートニングに混ざって剥がれてパンの側に混入する事実でした。そのことについては前回の記事「アルミの食パン型の危険性〜型からアルミメッキが油脂に混ざって剥がれる事実〜」で触れています。このアルミメッキのスチール食パン型はとても便利だったのに、金属粉が油脂に混ざるという事実はどうも見過ごせないものがありました。それはアルミが悪いというわけじゃなくて、塗装にどんな金属が使われていたとしても私はそういう型は使わないことにしたと思います。

そこで、今回もたまたま発見したのですが、偶然買っておいたステンレスの「霧島製作所18-0 パウンドケーキ型 1斤」が家のオーブンレンジでパンを焼くことに使えることがわかりました。今のところ、このステンレス製の食パン型が安全に家庭で食パンを焼ける型のベストであると思います。私はもうひとつ正角型のステンレス製の食パン型として使える道具に注目しているのですが、そのことについては後で品物を買ってからお伝えしたいと思います。

現在の日本ではステンレス製の食パン型というものは個人向けには販売されていません。そこで今回使ったパウンドケーキ型でどのように食パンが焼けたかお伝えしたいと思います。

食パンの作り方(ステンレス食パン型を使用、一斤分)

材料

  • 強力粉・・・240g
  • バター・・・15g
  • 耐糖性ドライイースト・・・小さじ1.5杯(今回はレーズンが入るので念のためいつもより多めにしました)
  • スキムミルク・・・大匙1.5杯
  • 塩・・・小さじ1/4
  • 砂糖・・・大匙1.5〜2杯くらい
  • 水・・・180cc
  • フィリング・・・干しブドウ、生クルミ

作り方(5時間)

  • 水と湯を1:1の割合で混ぜてぬるま湯を作り、そこに強力粉の一部とドライイースト、砂糖の一部を入れてかき混ぜておきます。
  • 強力粉に砂糖、スキムミルクを混ぜておきます。
  • 最初の水とドライイーストを混ぜた物を強力粉の中に入れます。
  • ホームベーカリーの生地コースのスイッチを入れます。
  • 途中でバターと塩を入れます(有塩バターの場合は塩分量を加減してください)
  • 自動パンチ〜一次発酵まで終わったら生地を取り出します。
  • 麺台に生地を出し、手で押さえてガスを抜き、二つに分割して丸めます。
  • ベンチタイム20分〜30分(今回は急いでたので型に入れてからベンチタイムを行いました)。
  • 二つの生地をそれぞれ手で平らに広げ三つ折りにしてから綴じ目を下にし、麺棒で縦に伸ばしてくるくると巻いていきます。
  • 綴じ目を下にして、油脂を塗ったステンレス食パン型に両端に離し中央を開けるようにして生地を並べます(一応、私のオリジナルの置き方です!)
  • 最終発酵は型に水で湿らせたキッチンペーパーをかけて70分〜90分(型の上に山が来るまで)。
  • オーブンを最高温度に熱します(待ってる間にさらにパンが膨らみ型から10%ほど出ます)。
  • オーブンで200度くらいで25分程度焼成して完成です。
焼く温度はオーブンの機種により変わります。私は210度くらいで20分ほど焼いたら焦げすぎたので160度→130度と段階的に温度を落としていって35分焼きました。

ステンレス食パン型の型離れや火通り様子

ステンレス食パン型の型離れ

今回使用しましたステンレスの型は板が普通の食パン型よりも薄いので火通りがよかったです。型離れの様子はこんな感じでアルミメッキのアルタイト型みたいにこびりついて取れないということはありません。アルミメッキのスチール食パン型とは違い、ステンレス製なので毎回洗います。

ステンレス食パン型で焼いた食パンの様子

ステンレス食パン型で焼いた食パン

はじめてステンレスの型で食パンを焼きました。加減がわからなくてパンが黒く焦げすぎてしまいました。私のオーブンでは180度〜200度くらいの30分でも十分焼けると思いました。210度以上となると、砂糖を抜いてリーンな食パンにしないといけない感じです。

ステンレス食パン型で焼いた食パンの断面

焼きたてのパンを切ってクラムを確かめてみました。切れないナイフを使ってしまい、切り口は荒れてしまいましたが、コンパクトで一切れが厚いパンを作ることができました。粉の量を多くしてゴールデンヨットやスーパーキングで焼けばもっと縦に長いパンが焼けるのではないかと期待しています。

一斤分の分量で、六枚切りで一切れの厚さは約3cmほどです。この一切れが厚くなるということを除けば、何も問題はありませんでした。パンナビなどで1.5cm幅に切れば摂取カロリーを抑えることが可能です。
今回の食パンに使用したステンレス型です。この食パン型を使うと、33Lのオーブンの下段に天板をセットして、その上に型を置いたらパンと天井との距離は5cmほどしか余裕がありませんでした。家庭用のオーブンレンジの問題点は横も狭いけど、特に食パンの場合は天井との距離を計算に入れないといけません。

ペコペコするくらい薄い鋼板なので、火の通りは写真の通りに良いです。

もうひとつおすすめなのがこの薬味入れ用の中子です。こちらは寸法が126×126×H120mmなので、正角の食パンが焼けるのではないかと期待しています。まだ買ってないので説明はできないけど、おそらく山食パンの制作に使えると思います。

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