煮豚(≒チャーシュー=焼き豚)の圧力なべレシピ〜豚ヒレ肉、ロース肉、豚バラ共通
圧力なべで簡単煮豚のレシピ(砂糖と醤油味、タレ付き)
煮豚(≒チャーシュー)はマンネリした家庭の食卓でも食べ方がいろいろありますので是非とも覚えておきたいレシピです。今回は作り置きのタレも一緒に作りますので濃いめになりました。豚ヒレ肉、豚ロース肉、豚バラ肉共通のレシピです。ロースとバラを使う場合は冷蔵庫でタレを冷やして脂肪を取り除きます。
材料
- 豚塊肉500g×必要個数(今回は脂肪の少ない豚ヒレ肉使用)
- 醤油1カップ
- 砂糖50g
- みりん100cc
- 水1000cc
- コショウ・・・お好みで
- シナモン・・・お好みで
- 八角・・・お好みで
- 塩・・・ドリップを出す場合のみ使用
たれは不要という場合は調味料の分量を半分以下に減らしてください。マヨネーズでサラダとして食べたほうが減塩でき、その場合、砂糖やみりんは不要です。
作り方(60分)
- 豚肉に塩コショウとあればシナモンや八角などを刷り込み冷蔵庫で数時間〜一晩置いておきます。
- 豚肉をネットやたこ糸で成形しておきます。
- タコ糸で縛った豚肉の塊をフライパンで炒めて焦げ目をつけます
- 圧力なべに肉塊と醤油、砂糖、みりん、長ネギの要らない部分、ショウガを入れて水で煮ます。
- 途中であくが浮いてくるのであくを取ります。
- あくが消えたら蓋をして加圧して30分。
- 自然冷却で安全に肉塊を取り出し冷蔵庫または冷凍庫で冷却します。
- 煮汁は煮詰めます。
- 冷えた肉をスライスしてタレを付けて完成です。
アドバイス
肉の部位によっては煮汁が臭くなりますので、これはダメだなと思ったら捨てましょう。豚ヒレ肉の煮汁はそんなに臭くありませんが、豚バラの煮汁はかなり臭いです。豚肉を切る際に半冷凍状態が最も切りやすいです。冷蔵した豚肉の場合、厚めに切ります。もしも身が崩れたら、それは取り置き煮詰めた煮汁とともに豚丼かチャーハンや中華まんじゅうなどの中華料理に使ってください。圧力なべのサイズにもよりますが、この調味液の分量で肉は1kg〜1.5kgくらい一気に作れます。
煮豚とチャーシューと焼き豚の違い
日本ではこの煮豚のことをチャーシューと読んでいます。中国ではオーブンなどで焼いた肉を叉焼を呼び煮豚と区別しています。今回のレシピでは焼いてますからチャーシューと言ってもよいかもしれません。日本のチャーシューのほとんどはこのようにして煮込んで作られます。チャーシューは焼き豚と同じです。
作ってみた感想
もしも肉嫌いやで頑固でワガママな偏食が原因で病気になった高齢者がいる場合、煮豚のように容積が小さくなる肉料理は厚切りで二切れほどで一日に必要なたんぱく質という栄養を与えやすいと思います。見た目が高級そうに見えますから、これはおいしいものだとうまく騙せています。
こま切れ肉は野菜とともに炒めると塩分量が多くなるという欠点がありますので、減塩する場合はブロック肉のほうが簡単だと思います。
一緒に野菜も煮込むという人もいますが、臭い料理が好きな人に限定される方法です。以前、煮豚と一緒に人参を煮たら臭くて食べられたものではありませんでした。特に二日目の野菜の味は酷かったです。
何度か煮豚を作ってみて、ラーメン屋さんのチャーシューはお金がかかってるんだなと判りました。
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