華頂雲霧 かちょううんむ
華頂雲霧/华顶云雾茶/天台山雲霧茶
読み方
ファーディンユンウー/かちょううんむ
緑茶
華頂雲霧の特徴
年間平均気温12度の天台山で生産されるお茶です。
標高800メートルから900メートルのところに茶樹が植えられます。
四季の霧に包まれ冬の雪に覆われます。
年間降水量は1900ミリメートルです。
散乱植栽を行い冬の厳し寒さを防ぎます。
香りは高く持続し、豊かな香で厚みのある風味で茶は高品質です。
華頂雲霧の産地
浙江省天台県
浙江省天台県の地図
華頂雲霧の歴史
華頂雲霧は悠久の歴史のあるお茶です。
「天台山全志」の記録によると、後漢(東漢)の末に葛玄が茶園を作っていました。献上された茶は隋の煬帝の病気を治しました。唐代の「茶経」にも味は清く甘いと記されています。
最澄が804年に茶の種を持ち帰り、近江国で栽培したという研究もあります。
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